木育講座ペンダント

スライスした丸太を砕いて、世界にひとつだけの自分のペンダントを作りましょう!
用意するスライス丸太は、木育講座「丸太切り」で、きこりさんにチェーンソーで薄くスライスしてもらった丸太を使用することができます。
丸太切りから同じ樹と長くふれあえることもあり、幼・保育園の先生方への研修プログラムとしても人気のある講座です。

所要時間
30分
対象年齢
4歳以上

もくひょう:

樹を学ぶ。命を考える。林業について知る。

↑作り方の動画↑

    

  

1.木槌で細かく割る

丸太切りでスライスした、丸太を乾燥させ、子どもたちに木槌で割ってもらいます。このとき、思い切りが肝心! 力いっぱい木槌を下ろして、丸太が割れたときの子どもたちの顔にも、充実感があふれます。

※丸太切り講座後、1〜2か月ほど乾燥させると割りやすくなります。

2.カタチを観察し、選ぼう

散らばったかけらの中から、子どもたちに好きなカタチのものを選んでもらいます。子どもたちは大きなかけらを選びたがりますが、あとでやすりがけの仕事があることも伝えるようにしています(大きいとやすりがけの面が増えるので、作業に時間がかかります)。

3.やすりをかける(1回目)

目の粗い150番の紙やすりをかけて、ささくれた表面をなめらかにします。

※やすりは番号が小さくなるほど目が粗くなり、大きいものほど目が細かくなります。

POINT! ひとつひとつのパーツを……

この時、割れた断面をやすりで削らないようにすると(角を落とさないようにする)、スライス丸太のカケラは、つなぎ合わせれば元のひとつの丸太の板に戻ります。自分の隣のかけらは誰なのか、パズルのようにくっつけあって遊ぶことができます。

4.やすりをかける(2回目)

ささくれた表面が落ち着いたら、次は220番のやすりで削り、さらに表面を細かくします。ここで終わらせてもいいですが、目の細かい400番のやすりで削って仕上げると、よりなめらかになり、表面がつるつると光沢を帯びるようになります。

5.穴をあける

穴をあける場所は、子どもたちに尋ねましょう。かけらを「恐竜のキバ」や「動物のカタチ」など、いろいろなカタチに見立てているので、どこが上でどこを下にするか、どこに穴を開けたいか、自分で決めてもらうのです。

6.オイルを塗る

次は端切れにオイルを少量出して、べたべたにならないよう気をつけながら全体に塗り付けます。この作業は「オイルフィニッシュ」と呼び、塗装方法の仕上げの一種です。

完成!

紐と飾りを選んで通しましょう。これでオリジナルのペンダントが完成です!

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