思い出の詰まったソメイヨシノを未来につなぐ② 製材

以前アップさせていただきました、ソメイヨシノの活用①に続き、
今回はソメイヨシノの活用② ~引取・製材~になります。

ソメイヨシノの木の伐採とご実家の解体は8月に決まりました。
本来であれば材料にするような木を伐採する場合、木が水を上げない冬場が適しています。

また伐採された木が使えるものかどうかは製材してみないとはっきりしません。

リスクを少しでも少なくするために伐採が終わったらすぐに引き取る段取りをさせてもらいました。

またなるべくいい状態で持って帰るために事前に製材屋さんに現地まで来ていただき、引き取りの段取り、伐採の位置なども細かく相談させていただきました。

事前の準備もあり引き取り当日はスムーズに作業は進みました。

製材所に持ち込まれた幹はすぐに皮を落とし、製材機に乗って板に製材されていきました。

心配されていた木の腐りなどもなく、とてもきれいな木目が現れました。

今回の引き取り、製材は今までの他の案件でお世話になっている、小田原のチームにお願いしました。

通常このような難しい案件は相談の段階で断られることも多い中、お客様の想いをつなぐために喜んで引き受けてくださいました。

その他の記事

【豆知識】クワの木について

このコーナーでは、私たちTree to Greenが、よく使用する木についての解説をします! 今回のテーマは「クワ」。身近の公園に生えていることは少ないかもしれませんが、昔から木全体がくまなく利用されてきました。 一体ど […]

「緑と水の市民カレッジ講座」参加のご案内 @日比谷公園

日比谷公園で開催されている「緑と水の市民カレッジ講座」にて、多摩産材でスプーンづくりを行います。 世界の森林、日本の森林の話の後に、東京の木「多摩産材」を使ってスプーンを作ります。スプーン1本の製作から森をめぐる問題の解 […]

金づちを使うコツ パート2

金づちの使い方について、前回”左手を添える”というコツを挙げたのですが、その前の打ち始め時、釘がグラグラしてなかなか場所が定まらないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は”コツ”パート2をお話しします。なんと […]


まずはお気軽に
ご相談ください

ご依頼・ご相談はこちらから!
ヒアリングをし、悩みや課題に寄りそいます。