「木育ってなんだろう」というところからスタート ~あかつつみ幼稚園の場合~

世田谷区の神社の隣に位置する「あかつつみ幼稚園」。境内に悠々と茂る樹々には鳥たちがひっきりなしにやってきます。

そんなあかつつみ幼稚園が木育をスタートさせたのは2019年。

「これまでも木に触れる活動はしてきたんですが、境内の森の中でなんとなく過ごしてしまっていたような気がします」

お話をしてくれたのは、副園長の駒野まり先生。Tree to Greenとの出会いがあり「花育というのは聞いたことがあったんですが、『木育?』ここからはじまりました」

※花育……花を教材に生命や個性について、子どもたちに考えてもらう活動のこと

あかつつみ幼稚園で行った木育講座の様子。

「まず、保護者参観のときに「たまごカー」を親子で作ってもらいました」

たまごのカタチをした木を、車輪のついた土台に固定するという簡単な工程のおもちゃ。

年少のクラスで体験をしてもらいました。

「トンカチやプラスドライバーを使うのですが、扱い方を親子で相談するでしょう。一緒に作ることで会話が生まれるんですよね。お父さんも『あれ? (ドライバーは)どっちにまわすんだっけ?』と、工具の扱いに四苦八苦しながらも久しぶりに工作の楽しさを体感する様子が印象的でした」

「すべての先生方には『保育ナチュラリスト』の研修を受講してもらいました。現在2名の先生が 『木育インストラクター』の資格を取得し活動しています」

駒野先生は、木育インストラクターの研修を通じて、こんな想いを語ってくれました。

「園にある積み木などの木のおもちゃは、古くっても削れば新しくなると教わりました。壊れているように見えても、木なら治せることがわかったので、今後は保護者のみなさんと一緒におもちゃや家具の再生をしたいと考えています。

木に触れることでこの幼稚園に、自然環境に、より愛着が生まれるといいなと思っています」

インタビューにお答えいただいた駒野副園長先生(左)、纐纈園長先生(右)

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