木育講座カンナ削り

カンナを使い、ヒノキの角材から薄皮を削り出します。技術のある大工さんをゲストにお呼びします。
カンナという道具は奥深い物で、大工さんが普段から念入りに手入れをしているものでないと、なめらかに薄く削ることはできません。子どもたちには、削り出す作業とともに、日本の伝統的な大工さんによる職人技を体感してもらいます。
削ったヒノキの薄皮は、天然のポプリや入浴剤としても利用できます。家族にお土産を持ち帰ることができる、削って楽しい、知って楽しい、使って楽しい、一石三鳥の講座です!

対象年齢
6歳以上

もくひょう:

昔からある道具の使い方、道具を使う楽しさを知る。削ったあとの鉋屑(のこくず)をお土産にして、家族で木の話をしよう!

1.まずは道具の説明から

使用するカンナは、普通に扱えば安全な道具ですが、使い方を誤ると危険なものになってしまいます。子どもたちにははやる気持ちを抑えてもらい、道具の説明から聞いてもらいましょう。

カンナは道具屋さんで買ってきても、いきなりは使えません。台とセットになっている刃物を外して、研いで、角度を調整して、やっと使えるようになります。
子どもたちが手にするカンナは、大工さんが丹念に手入れをして、育てたものなのです。

2.注意点を知る

「カンナの下から出てきた木くずをひっぱって出そうとすると、刃物で指を切ってしまうかもしれません。使っているときは、わずかな間でも気を抜かず、決してふざけたりせずに使いましょう。これを守れる子だけがカンナを使うことができますよ……」

道具を目の前にして説明を聞くと、子どもたちは神妙な顔になり、空気もピリッと引き締まります。

道具には、子どもたちを真剣にするチカラがあります。

3.大工さんによるデモンストレーション

薄く出てきカンナくずは、まるで紙のよう。繊維の方向にそって力を入れると、きれいにピリピリと割けます。
子どもたちは不思議そうに触ったり、香りをかいだりしています。

4.カンナを使う

大人が手をそえ、いよいよ子どもたちがカンナを手に取ります。
人によって、力の入れ方も早さも違うので、仕上がりが異なりますが、やればやるほどすぐに上達するのは、どの子にも共通しています。使うヒノキは柔らかい針葉樹なので、子どもでも簡単に削ることができます。

5.職人技を目の当たりに

大工さんがゆっくりと角材の上のカンナを動かすと、限界まで薄く削られた薄皮がわずかな風圧で宙に浮かび上がります。その様子を見て、子どもたちからは歓声が。薄く削られたそのカンナくずを「日本昔話に出てくる天女の羽衣のようだ」という子もいました。

最近の木造建築では、木の柱を室内に出す構造が珍しくなっていて、カンナを使う必要がなくなっているので、この技術もめずらしくなっているそう。

よくできました!

POINT! お家で体験を話すきっかけを……

削った後の薄皮を袋につめてつくったポプリはお土産に。ヒノキには、さわやかな芳香をもつ精油が多く含まれているので、これをお風呂に入れるとまるで温泉気分……?
また、虫が苦手とする芳香のため、タンスに入れると防虫剤の役割も果たします。
玄関に置いて、ヒノキの香りを楽しむというお家もありました。
お土産と一緒に体験の思い出も帰ってもらい、親子で森の木に思いを馳せてみては?

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