木育講座バードコール

バードコールは、鳥のさえずりに似た音を出す道具。
作り方はとても簡単で、木に穴をあけ、ボルトをねじ込むだけです。ボルトを回すと、金属と木がこすれあって「キュッキュ」という音が出ます。この音が、小鳥のさえずりにとてもよく似ています。

所要時間
約2時間
対象年齢
3歳以上

もくひょう:

材料となる枝を採集し加工。鳥とふれあうことで、地域の自然に親しみを感じる

作り方

1.枝を採取する

環境がゆるせば、公園や森に枝を見つけに行きましょう。木材はなんでもいいので、不要になった小さな木の置物でもOK。使う材は、ボルトを打ち込むので、ある程度の太さが必要です。事前にボルトを手に入れ、ボルトのサイズ感を確認しておきましょう。

POINT! 公園や広場で木を採取した場合……

木の種類ごとに並べてみれば、枝にもいろいろな種類があることが実感してもらえるでしょう。何の木なのかみんなで調べても楽しいですし、どれが一番鳴るのか比べるために、複数の種類で作ってみてもいいですね。拾った木が湿っている場合は、日当たりのいいところに干して乾燥させてから使いましょう。

2.材を5センチほどに
のこぎりで切断する

のこぎりの使用は、必ず大人と一緒にやりましょう。木には広葉樹と針葉樹があり、一般的に広葉樹は固いです。公園に植えられており、枝が落ちている樹はほとんどが固い広葉樹になります(クヌギ、コナラ、サクラ、ケヤキなど)。子どもの力で切り落とすには硬いかもしれません。
柔らかい針葉樹の材はホームセンターで購入できます。

3.やすりがけをする

材の断面を紙やすりでけずります。
断面を切り落としたままにしていると、とげが指にささる原因になりますし、削る作業を通して愛着がわき、丸みを帯びるようになると、しっかりと手になじみます。

4.電動ドリルで穴をあける

ボルトより0.5ミリほど小さいサイズで穴をあけるといいでしょう。大きいサイズであけてしまうと、こすれあう音が出にくくなります。

5.ボルトを差し込む

アイボルトと呼ばれる上部が輪っかになっているボルトを使用します。力を込めて差し込んでください。木のくずが出たら取り除きましょう。
最後にアイボルト部分に、好きな紐を通して、首からかけられるようにして完成です。

完成!

アイボルトを回して、こすり合わせるように音を立ててみましょう。樹によって、音の出しやすさは微妙に異なりますし、また、力のかけぐあいや、回す角度、速さなどでも音色は変わってきます。慣れや工夫が必要になるので、子どもたちと練習しましょう。
もし鳴りにくい場合は、松やにをボルトに塗るといいかもしれません。松やには、摩擦を起こさせ、大きな音を出させる力があります。ヴァイオリンなど、音が出にくくなった弦楽器の手入れなどにも使われています。

POINT! 完成したら……

子どもたちとどこで鳴らしてみたいかを話し合ってみましょう。 鳥がいそうな身近な場所を思い浮かべてもらうことで、地域の自然を再発見してみましょう。

注意点

とびきり大きい音が出るわけではありませんが、音が出る道具であることには間違いありません。思いやりの心を忘れずに使いましょう。

1.人への思いやり
木と金属が奏でる独特の摩擦音が苦手な人も。外で遊ぶ際は、近隣住民への配慮、保育園の室内で遊ぶ際は、ほかのクラスの年齢の低い子どもたちへの配慮を忘れないようにと、大人と子どもで話し合って、使用ルールを決めてみましょう。

2.鳥への思いやり
バードコールは鳥のさえずりに近い音を出すため、むやみやたらと使うと鳥を混乱させる恐れがあります。集団繁殖地や、希少な鳥の生息地などでは使わないなど、ルールを決めて使用することが大切です。
また反応してほしい一心で、子どもが鳥を追いかけ回したりしないように注意してください。

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