木育って?
木を使い自然と楽しみながら触れ合うことが、
豊かな森を育むことにつながる。
「木育」は、ひとと自然が仲よく共存する社会をつくるきっかけを担っています。
木を使い自然と楽しみながら触れ合うことが、
豊かな森を育むことにつながる。
「木育」は、ひとと自然が仲よく共存する社会をつくるきっかけを担っています。
もともとは北海道が提唱した概念で、既に有名だった「食育」になぞらえて作られた造語でした。2006年度に国会の閣議で採択されてからは、国の森林・林業計画にも広く利用される言葉になり、現在は国が推進する木材のよさやその活動の意義を学ぶ教育活動を指しています。
わたしたちは、保育指針に沿った木育のご提案を目指しています。
「健康・人間関係・環境・言葉・表現」の5領域。私たちはその中で特に、「環境」へのアプローチを大切にしています。
保育指針の“環境”を因数分解すると、①生活・身近 ②自然 ③地域・文化 ④季節 ⑤伝統を通じて、①興味・関心 ②発見・思考 ③感覚を豊かにする力を養うことを目指すことになります。
〈環境〉(保育所保育指針から抜粋)
周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
(ア) ねらい
① 身近な環境に親しみ、触れ合う中で、様々なものに興味や関心をもつ。
② 様々なものに関わる中で、発見を楽しんだり、考えたりしようとする。
③ 見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の働きを豊かにする。
(イ) 内容
① 安全で活動しやすい環境での探索活動等を通して、見る、聞く、触れる、嗅ぐ、味わうなどの感覚の働きを豊かにする。
② 玩具、絵本、遊具などに興味をもち、それらを使った遊びを楽しむ。
③ 身の回りの物に触れる中で、形、色、大きさ、量などの物の性質や仕組みに気付く。
④ 自分の物と人の物の区別や、場所的感覚など、環境を捉える感覚が育つ。
⑤ 身近な生き物に気付き、親しみをもつ。
⑥ 近隣の生活や季節の行事などに興味や関心をもつ。
(ウ) 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては、次の事項に留意する必要がある。
① 玩具などは、音質、形、色、大きさなど子どもの発達状態に応じて適切なものを選び、遊びを通して感覚の発達が促されるように工夫すること。
② 身近な生き物との関わりについては、子どもが命を感じ、生命の尊さに気付く経験へとつながるものであることから、そうした気付きを促すような関わりとなるようにすること。
③ 地域の生活や季節の行事などに触れる際には、社会とのつながりや地域社会の文化への気付きにつながるものとなることが望ましいこと。その際、保育所内外の行事や地域の人々との触れ合いなどを通して行うこと等も考慮すること。
製材所・工場とつながりがあり、そこから直接木材を仕入れて加工しているTTGのワークショップは、自然とのつながりを意識するのにぴったりです。
体験だけではなく、樹がどこから来たのかという子ども向けのお勉強の時間を設けてあり、大人はなるべく手伝わず、子どもたちのペースで進めることができるように配慮します。
(保育指針より引用)
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。
思いやり、根気・やる気、人間関係などなど......
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