PHILOSOPHY
Tree to Greenが考える木育
心地良い空間としての環境と、持続的な森林循環としての環境。
わたしたちの事業活動は、この2つの環境に対し、「森林と街をつなぎ、木を通じて環境に貢献すること」になります。
Tree to Greenでは、国産材・地域材を積極的に活用し、建築・家具・空間づくりの中に、その土地の森の息づかいを宿す提案を行っています。
地域に根ざしたデザインは、わたしたちが考える「木育」の実践であり、これまで全国各地の製材所や職人と連携しながら、
公共施設・オフィス・宿泊施設・子ども施設・住まいなど、多様な場所で木の表情を生かした空間を生み出してきました。
特に、長野県の木曽地域材の活用に力を入れており、上級のヒノキ材もさることながら、建築用材として流通しづらい小径木や節のある材、
製造過程で出る切り屑に至るまでを、大切な資源として考え、事業に取り組んでいます。
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小径木を活用した合板材を
積極的に空間創造（造作什器・家具、遊具など）
に活用 -
長野県の木曽町の木工振興拠点
「コウサクバ」の運営者として、
木工振興と木育の普及をテーマに活動 -
香りの強い節材を活用したアロマフック、
切り屑に未利用材から抽出したアロマオイルを
含ませた入浴剤
このような活動を、自社グループ工場と木曽地域のさまざまな企業さまと連携しながら、日々行っています。
木育という言葉の成り立ちは、もともとは北海道が提唱した概念で、既に有名だった「食育」になぞらえて作られた造語でした。
2006年に国会の閣議で採択されてからは、国の森林・林業計画にも広く利用される言葉になり、
現在は、国が推進する木材の良さや、その活動の意義を学ぶ教育活動を指しています。
木育というと、子ども向けのワークショップという印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、
Tree to Greenが考える木育は広義な意味であり、グループ会社を含む事業活動のすべてが木育であると考えております。
SCENE
幅広い世代、多様なシーンで
木育を届ける。
木育におけるワークショップの重要性
わたしたちは、木を使った優しさと温かさのある環境の中で、すべての世代の方々に心地良く暮らしてほしいと考えています。
生活に木を取り入れる豊かさを提案するためには、「木って、なんかいいな」と気軽に体感頂くきっかけが必要です。
そのきっかけづくりを「木育ワークショップ」を通じて、提供しております。
CORE
木育ワークショップで
大切にしていること。
木育ワークショップを、木に触れ、木を知る機会として、多様な世代の方に提供しています。
わたしたちは、子どもたちにはもちろんのこと、大人に対する木育ワークショップにおいても、
「楽しさ」と「心地良さ」を共感・共有できる木育機会をご提案いたします。
CIRCULATION
生活に木を取り入れる心地良さを
提案する専門家として。
暮らしの中に木を取り入れる「木のものづくり」と、木に触れることで多くのことを学ぶ「森・林・木*のコトづくり」は、常に一体のものであると考えています。
わたしたちは、ワークショップなどを通じて、「木って、なんかいいな」と感じ、暮らしの中に木を取り入れてみたいと思ってくださる方に対して、丁寧に伴走します。
また、直接木のものづくりに関するお問い合わせをくださった方に対しては、持続的に木を大切にできる仕組みづくりも一緒に考えます。
※森林・樹木・木材
