1
形を見る、さわる
まずは成形されたスプーンの形を観察しましょう。持ち手は?さじ面は?どのように口に運ぶ? 使い方をイメージすることで「削る、磨く」という単純な作業に意味が出てきます。
2
やすりがけをする(120番)
120番のやすりでまずはどんどん削り、イメージするカタチを作ります。
3
やすりがけをする(220番)
次は220番のやすりで表面をなめらかにしていきます。
4
水引をする
表面の色が変わるくらい、ほんのり湿らす程度に端切れでぬぐいます。 その後、5分ほどおいて乾かしましょう。乾いた表面を触ってみると、木の表面の細かな繊維が逆立って、ざらざらしているのがわかると思います。このざらざらを取るイメージで、仕上げに400番のやすりで削ってください。これで、成形は完了です。
5
オイルを塗る
木にオイルをしみこませることで木の隙間を埋め、耐水性や強度が上がります。 箸は口に入るものなので、食用オイルで塗装するとよいでしょう。 オイル塗装のやり方は水引きと同じで、布にオイルを付け、木目に沿ってオイルをまんべんなく塗ります。10分ほどしたら、綺麗な布で、塗ったオイルをしっかり拭き取って、これでスプーンの完成です。