木育活動紹介

木製品のお手入れ方法/木育ワークショップ

木製品のお手入れ方法/木育ワークショップ

ワークショップでお箸やスプーン、バターナイフなど(木製カトラリー)を製作し、
その後、長く皆様にご使用していただきたく、
どのようにお手入れをしたら良いか、長持ちするのか、をご紹介させていただきます。
ご自分で作った物だけではなく、ご自宅にある木製品等でも同様にお手入れしてみてください!
※ウレタン塗装など皮膜処理された木製品はオイル塗装ができません。ご注意ください。

木の製品は、生きている木と同じで、やさしく洗って、しっかり乾かしてあげると長生きします。

1. 使用後はすぐに洗う
 ・食べ終わったらすぐに洗うのが基本です。
 ・食べ物の汚れが乾いてしまうと、木にしみ込みやすく、においやカビの原因になります。
 ※食洗器は使用できません。

2. 洗い方
 ・やわらかいスポンジで、ぬるま湯と中性洗剤を使ってやさしく洗う。
 ※金たわしやメラミンスポンジなど、表面を削るようなものは避けましょう。

3. よく乾かす
 ・洗った後は布巾やキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
 ・風通しのよい場所で完全に乾かす(湿ったまま収納しない)。
 ・箸立てや水切りかごでは、先端を上にして立てると早く乾きやすいです。

4. 定期的なケア
 ・表面がカサついてきたら、米油をウエスや柔らかい布に少しつけて、
  全体に薄く塗って乾かすと長持ちします。
  えごま油や亜麻仁油などの乾性の食用オイルで可能です。
  ※サラダオイルやオリーブオイルは乾かないので不向きです。

汚れやざらつきが気になるようでしたら、サンドペーパーの400番で軽く磨いてあげてください。

木は壊れにくく、長持ちすると言われています。
プラスティック製品は劣化すれば割れたりヒビが入ったりと、機能を果たさなくなりますが、
木製カトラリーは経年変化で風合いを増す事が大きな魅力の一つです。

大切にお使いいただき、適切にお手入れしていただければ、木製カトラリーは経年により味わい深く、
より魅力的なものになっていきます。よくお使いいただき、ご家庭の色に仕上げてください。

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